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　日本工業大は、2017年4月から東武鉄道全線のドア横に「NIT トレインラボ」と銘打ったポスターを掲出している。

　この「NIT トレインラボ」では毎回、同大の教員が登場。自身の研究分野から一般人にとっても興味深いテーマをピックアップして分かりやすく簡潔に解説をする。例えば、最新の「NIT トレインラボ No.12」を見ると、「人間の世界を本当に理解した自動運転車は実現できる？」をテーマに、同大基幹工学部電気電子通信工学科計算知能システム研究室・生駒哲一教授が解説。このポスターの内容が気になった人が同大・受験生向けサイト「NIT トレインラボ」のページをチェックすると、生駒教授による自動運転についての「概要・原理・発展」「人工知能との関連」「この研究を通して学べること」など長文にわたる詳細な分析・解説を読むことができて同時に動画も公開している。さらに、同教授自身と所属学科の紹介ページへ移ることも可能。車内ポスターとWebとの綿密な連携による効果に注目が集まる。

（大学HP：https://www.nit.ac.jp/jukensei/trainlabo）