2017/09/05
英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は9月5日、今年の「世界大学ランキング」を発表、日本の大学で最も順位が高い東京大が昨年の39位から順位を下げて過去最低の46位となった。これを報じた日本経済新聞(9/5)によれば、THEは東京大の順位下落は資金不足や中国などの大学が急速に順位を上げていることが主な原因と分析。全体の1000校の中に日本の大学は71校が入ったものの、上位200校は東大と74位の京都大(昨年91位)のみ。400位内には大阪大、東北大、東京工業大、名古屋大、九州大が入った。
トップ10は英米とスイスの大学が占め、1位は英オックスフォード大(昨年1位)。2位は英ケンブリッジ大(同4位)、3位は米カリフォルニア工科大(同2位)と米スタンフォード大(同3位)。アジアでは22位のシンガポール国立大が最も高かった。ランキングは論文の引用頻度や教員数、大学の収入など独自の13指標で評価した。