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　人事院は6月30日、2017年度国家公務員採用総合職試験の合格者数が1878人に上ったと発表した。これを報じた時事通信（6/30）によれば、うち女性は25.8％に当たる484人。女性の割合は2016年度から0.3ポイント上昇し、統計が残る1960年度以降で過去最高となった。

　人事院は、政府がここ数年女性を積極採用していることが奏功したと分析している。受験の申込者総数は2万591人。競争率は11.0倍で、2016年度の10.9倍からほぼ横ばい。合格者数トップの大学は例年通り東京大だが、2016年度の433人から372人に大幅に減った。同大出身の合格者が400人を下回るのは、旧国家公務員一種試験時代の2001年度（378人）以来16年ぶり。合格者を対象に7月5日から各府省で面接が始まる。面接で絞り込まれた後、来春に採用される予定。