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　福井県は、県外の大学などから福井県内に就職する学生を対象とした「U・Iターン奨学金返還支援事業」の対象者を募集している、と総合情報のリセマム（8/17）が報じた。それによれば、募集人数は20人程度。5年間の県内在住・在勤などを条件に最大100万円の奨学金返還を支援する。新制度創設の狙いは、奨学金の返還を支援することで県外大学生らの福井県内への就業・定住を促進するとともに、建築・土木・薬剤師など、県内で人材不足となっている産業を担う人材を確保すること。

　対象となる業種・職種は、「農業・林業・漁業」「建設業」「情報サービス業」「薬剤師・看護職・歯科衛生士」。応募は、大学などで専門分野を履修し、対象となる業種・職種への就業を希望する者に限られる。応募要件は、日本学生支援機構の奨学金の貸与を受けている奨学生で、県外の大学、短大、大学院、高等専門学校、専修学校専門課程の卒業年次に在籍し、2016年度末に卒業見込みの者。かつ、卒業後は正規雇用により県内の事業所などに就業を希望し、県内に定住する見込みの者。ただし、対象業種・職種に限り、公務員として働く者は除く。