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最新就職動向:就活で重視されだした「履修履歴」とは?

2016/04/08

 2017年卒(4年生)の就職活動では、学生に内定を出す選考活動の活動時期を昨年の8月から6月と2か月前倒ししたこともあり、3月の半ばから多くの企業が会社説明会を始めている。就活のベースになるのが、経団連の「採用に関する指針」。この採用指針の文言の意味や具体例についてまとめた「手引き」があり、選考活動の留意点の中に、「大学等の履修履歴(成績証明書等)について一層の活用を検討することが望ましい」という一文が載った。

 これは選考活動の課程において、学生がどんな講義を受けてきたか、どんな学修をしてきたかを、面接など採用選考の中にもっと取り入れていこうというもの。「履修履歴面接」といった言葉も少しずつ登場している。この履修履歴面接が広がれば、「なぜこの科目を履修したのか」という理由を思い描きながら、履修科目を決めることが求められていく。いってみれば3年生以下の学生にとっては、4月の履修登録は就職活動の第一歩になっていく、と東洋経済オンライン(4/8)は就活生に警鐘を鳴らしている。

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